日本人が思い描くアメリカ、それはシカゴ
Hi, everyone!
はじめまして、CNN English Express編集部の和田です。
昨年、取材で訪れたイリノイ州シカゴの魅力をあらためて伝えるため
この「あさひてらす」において連載することになりました。
すでにCNN EE誌面上では2・3・4月号の3回にわたってシカゴの魅力をお伝えしましたが、ウェブマガジン上ではさらにくわしく現地の様子をお届けできたらと思っております。
なぜ
いきなり
シカゴなのか!
と思われた方は多いでしょう。
確かに日本人にとって身近なアメリカは、西海岸のサンフランシスコや東海岸のニューヨークです。
しかし、『地球の歩き方』に「日本人にとっての大阪に近い」と書かれているように、アメリカにとってシカゴは「国内旅行行くならまずここでしょ!」というくらいの定番、テッパンのディスティネーション! いわば文化の中心地と言えるかもしれません。
街を歩いていると何気ない道でも「あっ、映画で見たことある!」と思うほど、私たちにとってなじみ深い土地なのです。
シカゴ名物の高架鉄道
トランプタワー
実は、現地の観光局からFAM(Familiarization Trip、メディアツアー)のご招待をいただきまして、ELLEさんやNational Geographicさんなどを含む国内外のメディアと一緒にシカゴの名所を巡ってきたのです。
当然、メディアによる集団取材なので、ただ漠然と「観光名所を見て回りましょう」ということではありません。テーマがあります。
それが、建築界の巨匠、フランク・ロイド・ライト。
写真: Wikimedia Commons
CNN English Expressの読者なら、当然(!)ご存じですよね。
Le Corbusier (ル・コルビュジエ)
Mies van der Rohe (ミース・ファン・デル・ローエ)
Frank Lloyd Wright (フランク・ロイド・ライト)
この3人が「近代建築の三大巨匠(the great masters of modern architecture)」と呼ばれているわけです。恥ずかしながら、私はコルビュジエしか知りませんでした(笑)
ライトの建築物は、私のような素人にも感動を与えてくれる作品をいくつも残しているのですが、この点については次回触れることにいたします。
彼は、シカゴの建築を語る上で欠かすことのできない人物であり、シカゴの建築物≒ライト!といっても過言ではないのです(ということが、私自身も取材を通じてよく理解できました)。
次回から「シカゴとライト」について詳しくお伝えいたします。その前にこちらの写真をご覧ください。
写真: Adam Alexander
こちらの写真はライトの代名詞である「the Robie House (ロビー邸)」。シカゴ南部のハイドパークという場所に、あの有名なシカゴ大学がありますが、その敷地内にこの邸宅が位置しています。
こちらの建物を見て、どんな感想をお持ちでしょうか。
なにか感じるものがあったらぜひぜひコメントしてください!
[取材協力]
イリノイ州観光局(https://www.enjoyillinois.com/jp/)
シカゴ観光局(https://www.choosechicago.com/)