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K-POPはなぜ世界を熱くするのか+

【K-POPの"作り手"紹介 ー1 】K-POPはなぜ世界を熱くするのか

『K-POPはなぜ世界を熱くするのか』
田中絵里菜(Erinam)著
BTSからBLACKPINK、NiziUまで、
Z世代を中心に世界を熱狂させるK-POP。
そのわけは、音楽でも、パフォーマンスでもなく、
5つの “バリアフリー"にあった。



本書に登場する方01:SINXITYさん


YGエンターテインメント時代に、ブランド最高責任者としてBIGBANG、2NE1、WINNER、BLACKPINKなどを手がける。『K-POPはなぜ世界を熱くするのか』ではティザーやデビュープロモーション、V LIVEなど現在まで続く"K-POPの定番"誕生について伺った。クリエイティブプラットフォーム・AXISを創業し、代表を務める

01 : Double Park TV/2NE1(2013)


まだ芸能人のYouTubeコンテンツが少なかった頃にバラエティ番組のような企画動画を制作。"YG広報隊長"に任命された二人が自ら広報活動を行う。ユーチューバーの走りと言われた。

02 : BLACKPINKデビュープロモーション(2016)

「コンセプトで大事なのはアーティストが元来持っているタレント性を活かすこと。4人は一緒にいるだけでゴージャスなので、ゴシップガールのように、三成の街でショッピングをした帰り道をイメージして撮影した」(SINXITY)


03: BIGBANG LOVESONG メンバーティザー
「BIGBANG SE "LOVE SONG" COUNTDOWN SPOT #1」(2011)


現在一般的であるメンバーの個別ティザーを10年前に先駆けて作成。ティザーフィルムにはメンバーそれぞれの歌パートを入れ、印象づけた。

 

04: WINNERデビュープロモーション
「WINNER - 1st TEASER 'THE VISITOR'」(2014)


グループコンセプトである「モデル」からデビューティザー自体をファッションコレクションの発表に模した。洗練されたこの動画は今までのYGボーイズグループとは大きく差別化され、印象に残った。

 
05: KATIE「Remember」(2018)


AXISを創業し、KATIEをプロデュース。デビュー曲Rememberでは多くのラッパーがMVに登場し話題に(余談・KATIEちゃんは、私も韓国にいた時代にインスタのグラフィック制作をお手伝いしてました)。

 

本書に登場する方02:パク・ヒアさん

韓国でも珍しいK-POP専門ジャーナリスト。Webマガジン「IZE」では取材チーム長を務めていた。本書ではコンセプトやセカンドキャリアなど、K-POPアイドルの変遷についてお話していただきました。https://joyparkmuse.wixsite.com/muse

01 : 『아이돌 메이커(アイドルメーカー)』(2017)未邦訳

MV監督、ボーカルトレーナー、プロデューサー、デザイナー、作詞・作曲家、フィジカルトレーナーなど、舞台の上で輝くアイドルに隠れた8人のクリエイター達のインタビューを盛り込む。本の内容を一部抜粋した7名のインタビュー記事はこちらから:https://idology.kr/series/idol-maker(韓国語)


02 : 『아이돌의 작업실(アイドルズスタジオ)』(2018)未邦訳

自らもメンバーとして第一線で活躍する”K-POPメーカー”に取材。曲を書き、グループをプロデュースするWOOZI(SEVENTEEN)、LE(EXID)、RAVI(VIXX)、ヨングク(B.A.P)、パク・キョン(Block B)らの普段明かさない職人の想いに迫る。

03 : 『K-POPスターへのインタビュー』(2019)日本版

J-HOPE(BTS)、LEO(VIXX)、HOSHI(SEVENTEEN)、チョンハ、チェヨン(IZ*ONE)といった、K-POP界でパフォーマンス力の評価高いメンバーへのインタビュー。ステージへの情熱、自己管理の方法などについて語る。


04 : YES24コラム連載「パク・ヒアのビハインドアイドル
アイドル1組/1人を隔週考察する連載。音楽性だけではなくアイドルのパーソナルな部分や将来的な方向性まで分析している。 

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著者略歴

  1. 田中絵里菜(Erinam)

    1989年生まれ。日本でグラフィックデザイナーとして勤務したのち、K-POPのクリエイティブに感銘を受け、2015年に単身渡韓。最低限の日常会話だけ学び、すぐに韓国の雑誌社にてデザイン・編集担当として働き始める。並行して日本と韓国のメディアで、撮影コーディネートや執筆を始める。2020年に帰国してから、現在はフリーランスのデザイナーおよびライターとして活動。過去に『GINZA』『an·an』『Quick Japan』『ユリイカ』『TRANSIT』などで韓国カルチャーについてのコラムを執筆。韓国・日本に留まらず、現代のミレニアルズを惹きつけるクリエイティブやカルチャーについて制作・発信を続けている。 Instagram: @i.mannalo.you

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