オンライン英会話や日本人講師によるレクチャーが重要なワケ
ソーシャル・メディアで話題のこの人に聞いた!
■ カンタ(江口幹太) 高校1年時にオーストラリア留学を経て、高校卒業後はハイライン・コミュニティ・カレッジへ入学。その後、サンディエゴ州立大学に転学し現在は4年生。コロナ禍もあり1年間の休学をし、株式会社RecBuzzを立ち上げる。Twitterで、渡米前に知りたかった学習法や今日から使えるネイティブフレーズを発信している。 |
自身の渡米体験から留学を目指す人たちのための情報や今日から使えるネイティブフレーズをTwitterで発信し続けている“カンタ”こと、江口幹太さん。
多くの英語学習者にとって知る人ぞ知る存在となっており、そのフォロワー数は実に7.5万人を数える。そんなカンタさんがオススメする学習法とは。
受験英語は強いけれど
コミュニケーションに弱点がある日本人
ーカンタさんが英語学習をスタートさせたきっかけを教えてください。
高校1年時に、オーストラリアへ留学しました。その時に、全く英語が通じずに「このままではマズイ」と焦りました。そこで、目標を海外大学進学に定め猛勉強。高校3年時に英検準1級に合格して、無事にシアトルのハイライン・コミュニティ・カレッジに入学しました。2年制だったので、そこからサンディエゴ州立大学に転学し今に至ります。
ー渡米後、日本人留学生にはどのような特徴があると感じましたか。
文法などの受験で学んできた英語は強いけれど、コミュニケーションになると黙り込んでしまう人が多いのではないでしょうか。これは、コミュニケーション英語を学んできていないという要因と、文化の違いによるものかと思います。
また、学校で習った英語表現をそのまま使い、気まずい空気が流れる瞬間を見たことも一度や二度ではありません。例えば、had better ~というイディオムを日本の学校で習うのですが、欧米で使用すると無礼な表現になってしまうことがあるんです。「使える英語」を学ぶ必要性を感じましたね。
留学前にはどのような勉強が有効か?
ー英語学習は孤独だと言う人も多いです。そんな方にはどんな言葉を掛けますか。
英語学習は地道な作業の積み重ねですよね。すぐに成果が出るものではありませんし、心が折れることもあるでしょう。僕自身、「英語ができるようになった」と手応えを感じることができたのは、渡米して1年後でした。
しかし、確実に言えるのは、英語ができるようになれば交友関係もビジネスにおいても、幅がグッと広がるということです。英語がわかることで最先端の情報や多様な知見にアクセスすることができます。だから、諦めずに学習を続けてほしいです。
ーカンタさんはどのような学習が有効だと思いますか。
1人での学習であれば、シャドーイングは欠かせないですね。発音やスピーキングの練習になりますし。また、スピーキング強化なら、オンライン英会話は非常に便利です。特に、英語に自信がなかったり勉強に手応えを感じられていなかったりする方には日本人講師が丁寧に伴走してくれるオンライン英会話は有益です。
カンタさんがオススメする英語学習法
①オンライン英会話 |
英会話の上達に大事なことは、英語に触れる機会を増やすこと。オンライン英会話は、気軽に日々の生活に組み込むことができる学習で大変便利です。 実は僕も渡米前にオンライン英会話を毎日受けていました。コロナ禍の今は、家にいながらコミュニケーション英語の力をアップできる貴重な機会ですよね。 |
②TOEIC®900点以上日本人講師によるレッスン |
ネイティブ水準の知識と英会話力を身につけた日本人講師は、日本人特有の癖や弱点を理解しています。そのために英語力を伸ばしていく的確なアドバイスが期待できます。 質疑応答を日本語でできることも大事なポイント。つまずいているときには、日本語で丁寧に解説された方が理解が深まるのです。 |
③担任制のマンツーマン指導 |
英語学習は孤独ですから、マンツーマンで伴走して、成長を見守ってくれる存在は貴重です。担任制ならば、その方ならではの癖や間違った学習法などにも気づき、指摘がしやすいでしょう。 プロの目から見て、実力を伸ばすために必要な的確な指導を得られることは大きな魅力です。 |
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