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音声学者とーちゃん、娘と一緒に言葉のふしぎを見つける

せっかくだからしっかり音声学入門 〜子育ての視点を添えて〜

さて、子育てエピソードを交えながら、色々な言葉にまつわる話をしてきたが、驚くなかれ、ここまで読んでくださった方々の頭の中には、すでに音声学の肝となる概念が入り込んでいる。

せっかくみなさまの好奇心の扉をこじ開けた(?)のだから、少し体系的な音声学入門の話をしよう。今回の記事は、今までよりも少し専門的に感じるかもしれないが、子育ての観点も盛り込んで、できるだけ楽しく読めるように努力したつもりだ。

本連載が大幅加筆のち書籍化されることになりました! 5月26日発売です。
過去の記事はすべて単行本へ収録いたしますので、どうぞお楽しみに!

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著者略歴

  1. 川原繁人

    1980年生まれ。1998年国際基督教大学に進学。2000年カリフォルニア大学への交換留学のため渡米、ことばの不思議に魅せられ、言語学の道へ進むことを決意。卒業後、再渡米し、2007年マサチューセッツ大学にて言語学博士を取得。ジョージア大学助教授、ラトガース大学助教授を経て、2013年より慶應義塾大学言語文化研究所に移籍。現在准教授。専門は音声学・音韻論・一般言語学。研究・教育・アウトリーチ・子育てに精を出す毎日。著書に『音とことばのふしぎな世界』(岩波科学ライブラリー)『「あ」は「い」より大きい!?:音象徴で学ぶ音声学入門』(ひつじ書房)など。

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