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音声学者とーちゃん、娘と一緒に言葉のふしぎを見つける

もう少し深く音声学入門 〜ラッパーと声優の力を借りて〜

アンキキライ

前回の記事で、「調音点・調音法・有声性」の概念を紹介した。正直なところ、これらの概念はくせ者で、私の経験では「暗記させられそうになって、音声学を嫌いになってしまう学生」が少なくない。事実、学生時代の私がそうだった。そんな悲しい事態を回避するためにも、私の授業では、まずは「プリキュアの名前」を通して「調音点」に、「哺乳行動」の観点から「調音法」に親しんでもらっている。 

しかし、私自身は覚えさせるのは嫌いだが、国家試験対策や英語教職課程の免許を取得するため、暗記が必要となる人がいることも承知している。また、前回の記事で興味を持ってくれた読者もいるだろう。よって、今回の記事では、IPAを少しでも楽しく学べるための資料を提供したい。
 

本連載が大幅加筆のち書籍化されることになりました! 5月26日発売です。
過去の記事はすべて単行本へ収録いたしますので、どうぞお楽しみに!

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