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朝日出版社メルマガ 第23号(2019/03/13発行)

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朝日出版メルマガ 第23号(2019/03/13発行)

今号のコンテンツはこちらです。

■新刊のお知らせ
■これから出る本のお知らせ
■重版出来!
■今号のイチオシ電子版
■編集部リレーコラム1(第五編集部)
■書店フェア、書評掲載情報
■編集部リレーコラム2(第五編集部)
■あとがき(編集後記)

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■新刊のお知らせ

『CNN Student News 高校生からのニュース・リスニング 2019[春夏]』
「CNN English Express」編集部 編(3月9日発売)
https://www.asahipress.com/bookdetail_lang/9784255011066/


■これから出る本のお知らせ

『往復書簡 無目的な思索の応答』
又吉直樹+武田砂鉄 著(3月20日発売)
https://www.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255011080/


■重版出来!

『書のひみつ』 ☆3刷!
古賀弘幸 著/佐々木一澄 イラスト
https://www.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255009988/

『TOEIC(R)L&Rテスト YBM超実戦模試リーディング1000問』 ☆2刷!
YBM TOEIC 研究所 著
https://www.asahipress.com/bookdetail_lang/9784255010649/


■今号のイチオシ電子版

『触楽入門』
仲谷正史・筧康明・三原聡一郎・南澤孝太 著(2016年4月22日配信開始)
https://www.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255009056/

つねにネットに接続し、皮膚感覚を失っていく私たち。さわってないのに、わかったつもりになっていませんか?

動物やヒトが外界を感知するための「五感」のうち、科学的にも神秘が多く隠されているといわれている「触覚」。
さわり心地が思考をつくる? 人に信頼してもらうには手があたたかい方がいい?
テディベアに触れると死への恐怖がやわらぐ? ノイズがあったほうが感覚がするどくなる?
心が「ざらざら」するとき、実際に触感としてざらざらを感じている?
――などなど、本書では「触れる」ということの面白さを、だれでも気軽に試せる「問い」の形で紹介しています。

私が感じている「触感」を記録・再生して、だれかに伝える。
そんな装置を開発した著者が、触感の科学からモノ、心、身体、アートまで、忘れられている「触感の世界」をご案内します。

「触楽」とは、触ることを楽しんでもらうために著者が作った言葉。いろいろなものに触れて、ぜひ自分自身で体感してみてください!


■編集部リレーコラム1(第五編集部)

第五編集部の平野です。

先週の金曜日は、『まともがゆれる』の著者である木ノ戸さんと、帯写真にも登場しているスウィングのXLさん、スタッフの河原さんが来京。
夜に荻窪Titleで、本書に寄稿してくださった稲垣えみ子さんと刊行記念トークがあるからです!

せっかくなので、ぎゅうぎゅうにスケジュールを詰め込んで、都内の書店をたくさん回らせてもらいました。

まずは普段からお世話になりまくっている、千駄木の往来堂さんへ
「変態ってほめ言葉だった、ってことを思い出しました」と本の感想をくださった店長の笈入さん。
往来堂さんのコミック棚は、その道の「変態」さんが担当されているとのことですので、要チェックです。

近くのおいしいハンバーガー屋さんで昼食をはさみ、「マイあさラジオ」の「著者からの手紙」コーナー収録のため、渋谷のNHKへ
本のこと、スウィングの活動のこと、色々聞いていただきました! 3月31日放送です。

そこから吉祥寺のブックス・ルーエさんへ。2月中にスウィングの展示をさせてもらいました。
花本さんが「みなさん、ついに来ましたね!」と出迎え。XLさんの画と共にこちらもポップを飾っていただいております!
https://twitter.com/BOOKSRUHE/status/1104232053703237632

約束の時間を過ぎてしまい、ハラハラしながら西荻の今野書店へ駆け込むと、文芸担当の水越さんが待っていてくださいました。
水越さんには『家族無計画』のレビュー( https://bit.ly/2F0IqXh )でも大変お世話になりました!
話題書のコーナーに置いてくれています涙 https://bit.ly/2EVuzS6

満を持してイベント開催場所のTitleさんへ到着。
「稲垣さんとトーク」というプレッシャーから、一か月前から肩こりに悩まされていたという木ノ戸さんがビールをあおり、緊張を紛らせていると稲垣さん到着。
「私も一杯ひっかけてきましたよ」とのこと。

初対面にもかかわらず二人はすぐに打ち解けて、開場時刻までトーク内容を打ち合わせをするはずが、
なぜか「盆踊りっていいよねー!」とか「私も太鼓、始めたいんですよね~」という話で盛り上がり、イベント開始です!

著者の木ノ戸さんはパニック障害を発症したことがあり、普段は色つきの眼鏡をかけているのですが、
それに対抗して稲垣さんも、「自分が持っている物のなかで一番高価」というティアドロップのサングラスを装着。 https://bit.ly/2Uy6uqV

グラサン二人で「生きづらさ」、「できないことへの対し方」、「“ない”ことの贅沢」など、色んな話を。

当日、参加者にはお土産として、本書未収録の詩を載せた「スウィング詩集」をプレゼントしました。
なかでも稲垣さんを唸らせたのは、四宮大登くんの「大きな古時計」という作品。
http://garden.swing-npo.com/?eid=1400566 (一番下に掲載されている詩です)

力作というか、盗作というか。…懐かしい歌詞ですよね!

イベントの模様は近日中にまとめたいと思います~!

 *

『圏外編集者』はありがたいことに、韓国と台湾で翻訳出版されているのですが、
台湾・誠品書店の「書店職人最想賣」(書店員が売りたい本的な賞)に選ばれたそうで、ちゃんとしたPR動画がアップされていました!

書店員さんが本を持ってアツ~く語っています……! http://bit.ly/2UNY9iy
こういう動画、日本でもあったらいいですね!


■書店フェア、書評掲載情報

紀伊國屋じんぶん大賞2019
『誰のために法は生まれた』木庭顕さん受賞スピーチ動画が公開されました。
https://youtu.be/eA7rUsfv1s0

「高校生講義本シリーズ」フェア、ジュンク堂書店京都店さんにて開催中です。
https://twitter.com/junkukyoto_bung/status/1103548346663223298

『風間サチコ作品集 予感の帝国』
『ダ・ヴィンチ』4月号「この本にひとめ惚れ」で、ひとめ惚れ大賞を受賞しました。
https://twitter.com/ayaminski/status/1103521936955432960


■編集部リレーコラム2(第五編集部)

ごきげんよう、みなさま。第五編集部仁科です。

先週末、川崎市民ミュージアムにて開催中の
『竹宮惠子 カレイドスコープ 50th Anniversary』展に行ってまいりました。

説明不要の大漫画家・竹宮惠子先生の画業50周年記念展なのですが、
ファン待望の関東圏での開催ということもあり、(待ちに待ってました!!)
トークショーは定員に対して3倍の800人以上が応募するという激戦!
そしてサイン会参加券配布時間には定員の100枚が瞬時に無くなるという…
(一番目の方は朝4時半から並んでいたそうです)

そんな賑わいを見せた当日でしたが、
私も多大な幸運に恵まれ、50周年を振り返るトークショーに参加することができました!涙涙
(ありがとうございます!)

展示の目玉は今回初公開となる、『風と木の詩』の草稿であるクロッキーノート。

「可愛らしい女の子が誰かと恋に落ちる」のどかな話が“王道”であった60年代の少女漫画界にて、
少年(しかも娼年)を主人公にし、少年同士の情感の交わりを繊細に耽美に紡ごこうとした本作は、
異端で異質なものだと見做され編集部の激しい抵抗に遭います。
(「男の子と男の子の微妙な友情って、いったい何なんだよ。ボツだ!ボツ!」―『少年の名はジルベール』より)

そのため自身の構想から7年間、著者は連載実現に向けて虎視眈々と機が熟すのを待っていました。

そして、着想時からアイデアを温めてきたのがこのクロッキーノート。
着想の翌年にはすでに第一話のプロローグの細かい下絵が丸々描かれており、
なんと驚くべきことに会場で並列されていた実際の初回稿と、コマ割りもセリフもほとんど変わっていなかったのです!
ラフの段階からこの完成度…

その後、1976年に『風木』は週刊少女コミックにて連載を開始、(当時は少女漫画も“週刊”でした!)
1979年には同時期に連載を並行していた『地球(テラ)へ…』と共に小学館漫画賞をW受賞。

少女漫画を文学的表現へと昇華したそんな革命的作品ですが、
トークショーで先生は『風木』の着想に対して、「本当に天恵なの、突然ふとキャラクターが生まれた。
何で生まれたかは分からないくらいに自然と生まれた」とおっしゃっていました。

また、『風と木の詩』をきっかけに少年同士の耽美な作品を愛読する一定のファン層が形成されていると
実感した竹宮先生は、連載中の『風木』の援護射撃になるよう、
そしてそういった読者を育成するために『JUNE(ジュネ)』という女性向け雑誌の立ち上げにも携わります…。
「せっかく出来上がったジャンルがもっと拓いていったほうがいいと思った、そしてみなさん自身に作品の判断力を身に付けてほしかったんです」

展覧会でも立体イメージ再現されている「大泉サロン」では、
原稿料が少年誌の1/3程度しかもらえず、出版には男性編集しかいなかった当時、
少女漫画業界全体の底上げのために、自分たちの表現したい世界を理解してもらうために、
どういった作品を生み出すべきか、自分たちに何ができるか、昼夜熱い議論が交わされていたといいます。

そんな「花の24年組」がいかにして「大泉サロン」にて革命を起こしたのか…は
先生ご自身によって綴られている自伝『少年の名はジルベール』(小学館刊)をぜひご一読ください!!!(展示に行く前に読むと尚良し)
http://www.shogakukan.co.jp/pr/takemiya/

最後に、よく「少年愛」や「ボーイズラブの先駆け」などと端的に表現されがちな『風木』ですが、
トークショーでの先生の言葉がとても印象的でした。

「言語化できないものは世界に満ち溢れている、でも絵でなら表現できると思っています。
言語化できないものが、この世に存在することを自然なことと受け止めるべき。
(そういったものを)漫画の世界で体現したいと思ったのです。」

展示は4/14(日)まで、次は京都に巡回してしまうため、首都圏のみなさんはお急ぎください!!
https://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/14854/ 月曜休館)

150点あまりの肉筆原画や竹宮先生が研究開発した高精度複製原画「原画’(ダッシュ)」が先生チョイスの額縁で展示され、
ジルベールと写真が撮れるフォトスポット(これは本当にや・ば・い)など、見どころは他にも目白押し!

―完全な余談
三次元の世界では絶対に存在しない、存在することなど不可能ではないかと誰しもが思っていた永遠の無重力美少年・ジルベールですが、
金髪のSeventeenのジョンハン(わが推し)を初めて目にしたときは、おったまげましたね。これはジルや!と。


■あとがき(編集後記)

営業部の橋本です。
冒頭の「これから出る本」で紹介しましたが、又吉直樹さんと武田砂鉄さんによる
『往復書簡 無目的な思索の応答』がおおよそ一週間後に発売になります。

本の形になるのをずっとたのしみにしていた一冊です。
ひと足早くお読みいただいた各地の書店員さんからも、とても嬉しい、心強い感想コメントが寄せられています。
https://www.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255011080/

どれもすごくありがたいものですが、「あとからじわじわと効いてくる遅効性を持った本」という表現がなかでも印象に残りました。

「○時間でこうなれる!」「読むと人生が変わる!」などのコピーを見かけるたびに、おぉぉすごい効果があるのだなと、
ある種圧倒されてしまいますが、瞬間的な効果はすぐに消えるのではとも思ってしまいます。

頁をめくる中で、少しずつ読者の頭の中を言葉がめぐり、いつしか全身にまとわれていく。
そんなふうに、手にしていただけると嬉しいです。発売をどうかおたのしみにしてください。

 * * *

朝日出版メルマガ第23号、最後まで読んでくださりありがとうございました。
ご意見やご感想などお寄せいただけると励みになりますので、よろしければ以下アドレスまでお願いいたします。
 → info@asahipress.com

 

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