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朝日出版社メルマガ 第42号(2020/01/15発行)

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朝日出版社メルマガ 第42号(2020/01/15発行)

 

今号のコンテンツはこちらです。

■これから出る本のお知らせ
■今号のイチオシ電子版
■イベント情報
■編集部リレーコラム1(第五編集部・綾女)
■Webマガジン「あさひてらす」
■編集部リレーコラム2(第五編集部・仁科)
■あとがき(編集後記)

━━━━━━━━━━━━━━━

■これから出る本のお知らせ

『初級者からのニュース・リスニング CNN Student News 2020[春]』
「CNN English Express」編集部 編(2月1日発売)
https://www.asahipress.com/bookdetail_lang/9784255011639/


■今号のイチオシ電子版

『[音声データ付き]2020大学入試 関正生が予想するFINAL時事英語』
関正生 著(2019年12月20日配信開始)
https://www.asahipress.com/bookdetail_lang/9784255011509/

受験シーズンもいよいよ本番。今週末の18日、19日には最後の大学入試センター試験が行われます。

本書は、CNNが2018年から2019年にわたって報じ『English Express』編集部が日本に伝えた150を超えるニュースの中から、
受験英語のカリスマである関正生先生が2020年出題必須の時事テーマ15本を厳選し、解説したものです。

基礎編として移民政策、同性婚、男女格差、遺伝子操作、環境問題、医療大麻、妊娠中絶など
10本のトピックスをはじめ、上級編としてIT、スマホ中毒、女性の活躍、AI、移民政策の5本の
ニュースを扱っています。

ニュースごとに、重要英単語、練習問題、書き下ろしの解答&解説のほか、各テーマの論点を徹底解説。
早慶上智、難関国立大などで頻出の最新時事英語対策に最適です。
入試当日まで使える受験用の問題集なので、直前対策にぜひ!


■イベント情報

○『この国の不寛容の果てに』×『自殺会議』
雨宮処凛さんと末井昭さんの自殺会議。
1月16日(木)19時~ 青山ブックセンター本店にて
http://www.aoyamabc.jp/event/kaigi/

○成冨ミヲリさん×秋田麻早子さんトークイベント
『知らないものは見えない、見えないものは描けない。――絵を“見る”と“描く”の間を語る。』
1月31日(金)19時~ ジュンク堂書店池袋本店にて
https://honto.jp/store/news/detail_041000041271.html?shgcd=HB300


■編集部リレーコラム1(第五編集部)

第五編集部の綾女です。

あけましておめでとうございます。
キムタクの再評価が高まっています。
非常に久しぶりに毎回見届けてしまったキムタクと鈴木京香主演のドラマ『グランメゾン東京』がその原因なのですが、
パリの二つ星レストラン「エスコフィユ」のシェフを務め今年こそは三つ星をと狙っていた尾花夏樹(キムタク)は
日仏首脳会談の会食を任されることになり…といったあらすじを端折ると、キムタクがただただかっこいいからです。

たとえば、その仕草。
キムタクに数を数えさせると、1(人差し指)、2(+中指)と来てフィニッシュは3(中指、薬指、小指)。
まだ3の時点なのに親指以外の指をすべて使うことになります。三つ星を狙っているからです。

たとえば、その服装。
襟の大きめの革ジャンにバッタ色みたいなヘルメット、奥さんの静香が好きな紫がうっすら入った
サングラスでハーレーに乗ることになります。三つ星を狙っているからです。

たとえば、その言葉。
「一回しか言わねえぞ、祥平。…グランメゾンに来い!」は令和元年最後の名台詞で、
たとえば「一回しか言わねえぞ。…今年は閏年だぞ!」などとオフィスなどで
のちょっとした普段使いも可能そうです。三つ星を本気で狙う際には、ですが。

僕にとってのベストシーンは第8話のラスト、再会したかつての師匠との別れ際、
「やるなら絶対取れよ!みつぼ~し!」と背中から声をかけられた際のハーレーキムタクのポーズです。
(実際の映像でお確かめください)

日本ドラマ史に残るこんな名場面さえアドリブなんて、もはや僕らはキムタクを通して
かっこよさのイデアを見ているとしか言いようがありません。
キムタクを見るというよりは、かっこいいキムタクを見るためのドラマ『グランメゾン東京』、
見逃した方は一気見がおすすめです。
(鈴木京香のお出かけ衣装とカフも見どころではあるのですが)。

いまヤフオクで見たらキムタク着の革ジャンはラルフローレンで10万円、グラサンはレイバンで2千円くらいで買えるようです。
本気で三つ星を狙うときには買いたいと思います。

そしてヤマタツの主題歌「レシピ」の冒頭「♪きみのために~」が流れるシーンだけを集めた動画があれば毎日見たいです。


■Webマガジン「あさひてらす」

朝日出版社の Web マガジン「あさひてらす」は、 いま話題のテーマ、エッセイ、小説などをお届けします。
https://webzine.asahipress.com/

・中国文字謎 入門講座/代表選手をさがせ
https://webzine.asahipress.com/posts/3015
・洪道場の白黒さんぽ/小池芳弘五段の心の一局(4)「勝負手の行方」
https://webzine.asahipress.com/posts/2994
・英語学習お悩み相談室/Q.29「大学院留学について」
https://webzine.asahipress.com/posts/3025


■編集部リレーコラム2(第五編集部)

【急遽内容を変更してお届けします】

こんばんは、第五編集部のにしなです。

先ほど、突然AAAの年内での活動休止のニュースが届きました。今心の整理をしながら、原稿を書いています。
率直に言って、とっても寂しく辛いです。

解散ではなく、前向きな充電期間と人は口々に言いますが、それは希望的観測でしかありません。

今まで様々なアイドルを追いかける中で、数々の脱退、活動休止、解散、分裂、逮捕を見届けてきましたが、
今回ばかりは少し違います。通常いなくなった推しを他の推しで埋めるために、推しを分散させる
リスクマネジメントがオタクにはとられますが、今回ばかりは違います。
というのも、彼らは非常に「代替の難しい存在」だからです。

AAAはダンスボーカルユニット(かれらはアーティストですが、広い意味でここではアイドルとくくります)の
男女混合グループですが、アイドル史を眺めて、かれら以前(おそらくかれら以後も)、
今後全国的な知名度を誇る男女混合グループは出てこないでしょう(バンドではなくアイドルです)。
そして、世界的に見ても男女混合グループの成功は非常に非常に難しいのです。

まず、男女混合グループで人気を博すには、アイドルの基本である「男性性」を売る、
「女性性」を売るという王道手法が使えません。初期にはそのような売り出しを行いますが、
その後すぐに舵切りを変えないといけません。

なぜなら「男性性」にニーズを求めるファンは女性メンバーを、「女性性」にニーズを求める男性メンバーを疎みます。
四六時中一緒にメンバーはいますし、便宜上、撮影、バラエティゲーム、振り付け、
様々な場面で男女のカップリングを運営側は組みます。

そのカップリングに少しでも、リアルな恋心(人間のガチな感じ、恋愛バラエティは
むしろそのガチさを引き出せば出すほど視聴者は喜びます)が垣間見えたらファンは一気に萎えます。
感覚としては、自分がバイトしてる飲食店で店長がバイトと付き合ってると知ったときの気持ちに
似てるのでしょうか(え、やば、生活圏せまっみたいな感じ)。

ただ、仲は良くなくてはありません。しかも親密であればあるほどファンは喜びます。
私見ではありますが、AAAを好きなファンはAAAの「顔面偏差値の高い、歌もダンスも上手な
いろんなタイプの男女が仲良くわちゃわちゃしてる」という要素を求めていると思います。
共学もしくはサークルの、スクールカースト上位の男女複数人コミュニティをそのまま縮図にしたのが
AAAです。

ただし、あくまで色恋の問題ごとをサークルでは起こさないことが前提です。
そのため、AAAではライブ中にさまざまな組み合わせの男女がイチャイチャパフォーマンスをして、
それがカメラで抜かれるたびにファンは喜びますが、それはかれらはその役割をしっかりと演じているだけだからです。

仲は良いけど、全員がプロフェッショナルで絶対に現実に俗ぽいことには発展しないというファンとの信頼のもとにこそ成立するのです。

どうでしょう。AAAの他に、総合スキルの高い男女が仲良く平和にいるコンテンツが思いつきますでしょうか?
おそらく、漫画にもゲームにもアニメにも、実在の芸能人はもちろん、AAAを代替できるエンタメコンテンツは存在しないでしょう。
あまたのコンセプトのアイドルを生み出し続けてきたKPOP界でも未だかつて成功を収めたといえる男女混合アイドルはおりません。
二次元でも三次元でも男女が複数いるとすぐにつがいができてしまいます。
そしてコミュニティの歪みは往々にして全て男女のつがいが巻き起こしてきたことは皆さんもご存知のはずです。

中2の時に初めてライブに行ったのはAAAでした。初めてファンクラブに入会したのもAAAです。
数年後にもしかしたら活動を再開するかもしれません(メンバー全員揃ってるといいのですが…)が、
世の中はすでにiPhone18なのにまだOSが13.3のようなちぐはぐな違和感を覚えるでしょう。

決して、アダルトな年齢になって音楽特番の目玉企画で昔の曲を披露するという復活の仕方だけはしてないことを祈ります(出稼ぎ感)。

今の私にアドバイスを投げかけることができるのは嵐ファンのみなさんだけです。
最後にどのジャンルのオタクも口にする一言を「推しは推せる時に推せ」。


■あとがき(編集後記)

営業部の橋本です。

昨日より東京・茅場町にある「ペーパーボイス東京」で開催されている
<「効果のある/なしの境界線」展―知っているようでまだまだ知らない紙とオフセット印刷の4つのこと―>に
行ってきました。
https://www.fujiwara-i.com/news/2019/12/post-62.html

藤原印刷さんと平和紙業さんとの共同企画で、「残念な金」「残念な白」「微妙なニス」「なぞの奥行」と
設けられたテーマのもと、オフセット印刷×ファンシーペーパーの組み合わせによってその効果のほどを
実際に刷られたものを見て触って実感できる、とても魅力的な展示でした。

展示品は一枚ずつ持って帰ることができるという豪華さ。
出版に関わっている方はもちろんですが、本好き・紙好き、なにかしら作ってみたいデザインしてみたいという
方々に広くお勧めしたいです。

今週土曜日、18日まで!

* * *

朝日出版社メルマガ第42号、最後まで読んでくださりありがとうございました。
ご意見やご感想などお寄せいただけると励みになりますので、よろしければ以下アドレスまでお願いいたします。

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