Mao's collection 拨浪鼓 bōlanggǔ
でんでん太鼓は“拨浪鼓”という。北京のお土産物屋さんで10元で買った。
珍しくもないのだろうが,日本ではとんと見かけないので,異国で出会うとすごく得をした気になってつい買ってしまう。
中国にしかない羽根蹴りの羽根(“毽子jiànzi”)や独特のコマ(“空竹kōngzhú”)などは「まあ,いいか」と買おうとしない。
どうも何をコレクションするかには懐かしさというか,幼少期の思い出などが深く関わっているようだ。
“拨浪鼓”にまつわる面白い表現がある。
「知らない」と思いっきり首を振ることを次のように比喩する。
“他头摇得跟拨浪鼓似的。” Tā tóu yáode gēn bōlanggǔ shì de.(彼はでんでん太鼓のように頭を振った)。
(朝日出版社刊:『話してみたい 中国語必須フレーズ100』より)