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日中いぶこみ百景

Mao's collection 请柬 Qǐngjiǎn

インビテーションは中国語で“请柬”と言う。ちょっと改まった食事などでもインビテーションをよこす。論文の審査会に出席を請われる,こういうときもうやうやしく招聘状を回してくる。結婚式等は日本でも案内状がくるが彼の地では赤い“请柬”が封書に入ってくる。中国人のホスピタリティが“请柬”の段階から十分に発揮されているとみるべきだろう。結婚式の定型文面は次のようなものだ。“谨定于2005年10月8日星期六中午12时在天地餐厅举行结婚仪式恭请光临”Jǐn dìng yú 2005 nián 10 yuè 8 rì xīngqīliù zhōngwǔ 12 shí zài tiāndì cāntīng jǔxíng jiéhūn yíshì gōng qǐng guānglín(2005年10月8日土曜日昼12時に天地レストランにて結婚式を行いますのでご来臨お願い申し上げます)。

(朝日出版社刊:『話してみたい 中国語必須フレーズ100』より)

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著者略歴

  1. 相原 茂

    中国語コミュニケーション協会代表
    1948年生まれ。東京教育大学修士課程修了。中国語学,中国語教育専攻。80~82年,北京にて研修。
    明治大学助教授,お茶の水女子大学教授等を経て,現在中国語コミュニケーション協会代表としてTECCの普及に努める。
    NHKラジオ・テレビでも長年中国語講座を担当。編著書に,『はじめての中国語』(講談社現代新書)『雨がホワホワ』『ちくわを食う女』『中国語未知との遭遇』(ともに現代書館)『ときめきの上海』『発音の基礎から学ぶ中国語 新装版』(ともに朝日出版社)『「感謝」と「謝罪」はじめて聞く日中“異文化”の話』(講談社)『講談社中日辞典<第三版>』『講談社日中辞典』(講談社)など。

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