Mao's collection 瓷枕 cízhěn
陶器や磁器でできている枕である。
隋の頃に現れ,唐代に普及し,宋金元のころ最も盛んに作られたという。
左右対になっている。童子の表情と涼やかな色が気に入っている。
いろいろな造形のものがあるが,このような童子をかたどったのものは“娃娃枕”wáwazhěnとか“孩儿枕”háirzhěnと呼ばれる。
夏など昼寝に使えば心地良さそうだが,使ったことは無い。
小さなものは漢方医が脈を診るときに,患者の腕をこの上に載せるのに使う。
そういわれてみればちょうどよさそうだ。
(朝日出版社刊:『話してみたい 中国語必須フレーズ100』より)